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18歳の(性)春8

「脱がせてくれる?」 「本当に君って天使なのか悪魔なのか、、、」 ブレインは困った顔だ。 「男は皆んな狼だってライアンに聞いた」 「ちょっ、今聞きたくない名前」 「ブレインが狼なら僕食べられてもいい、、、ッんんッ」 ブレインの深い深いキス。 「余裕なくてごめん」 「ブレイン、謝らないで」 ゆっくり破れたシャツを脱がせる。 2人の息遣い。床にシャツが落ちた音。 僕とブレインの心臓の音。 ズボンと下着を脱がされて明るいシャワールームで初めて全裸になった。 「カート本当に綺麗だ」 「ブレインも脱いで」 ブレインの裸を見るのだって初めて。何だかすごく緊張する。 ブレインの着ていたシャツを脱がそうとしたけど上手く行かない。 「いいよ、自分で脱ぐから」 ブレインも衣服を全部脱いだ。引き締まった腹筋、僕がいつも凄く好きな二の腕。 「早く洗い流そ」 シャワーから温水が流れる。 ブレインは背後から抱きしめるようにしてソープの泡で胸元を丁寧に洗ってくれた。 触れられただけで身体が熱くなる。 お尻の辺りではブレインの熱く固いものを感じる。 「カート、愛してる」 首筋、肩、背中にキス。肌と肌が触れ合うだけでたまらない気持ち良さ。 ブレインの手が僕の股間に触れた。 「んんっ」 人に触られるなんて初めて。凄く気持ち良くておかしくなりそう。 自然に腰を揺らしてブレインの手に擦り付ける。 「気持ちいい?」 「うっん、はぁっはぁっ」 振り返ってキスをするといやらしい音がシャワールームに響く。 人に触られるって気持ちが良い。 違う、ブレインに触られるのが気持ち良い。 何であんなに不安な気持ちになったんだろう? 好きな人と触れ合う事に。 もっともっと感じたい。ブレインの事。 「カートいって」 ブレインが耳元で囁いた。 強く擦られて頭が真っ白になる。

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