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18歳の夏21

「先週はサムに助けを求められてニューヨークに居たんだ。向こうでサムが誘惑しまくった女や男でかなりの修羅場になってて」 「そ、それは大変そう」 「連絡しなくてごめん。君にサムの事話したくなくて」 「心配だった?僕がお兄さんに惹かれてるかもって」 「そうだね。少なくとも君がサムに惹かれなくても、サムが君に惹かれるのは分かってたし」 「僕はサムを好きにはならないよ」 ブレインに僕からキスをした。 ゆっくり唇を離そうとすると、名残り惜しそうにブレインの唇が追いかけてきた。 「いつも余裕無くてごめん」 「僕だって余裕なんて無いよ。浮気だって勘違いしたのも僕だし」 「あの状況じゃ仕方ないよ」 キスの後、額を付けたままブレインが小さく笑った。 「ブレイン教室に戻らないと」 そろそろ授業が始まる。 「わかってる」 ブレインも僕も頭では分かってるけど。 分かってるけど。 我慢出来なくて。 力強い腕に後頭部をグッと掴まれて深い深いキスをした。 はぁ はぁ 貪る様なキスに2人とも息が乱れる。 ブレインの熱く固くなったモノを押し当てられグイグイ服の上から擦られた。 「ブレイン、、、授業、、、」 ブレインはゆっくり唇を離すとその場にしゃがみ込んだ。 「カート、先に行ってて。君が目の前に居たら止まらない」

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