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5-ばかしあい(6)

うー……。 どうしよ。どうしよコレ。 本体をしり目に、付属品が雄々しくそそり勃っちゃったんだけど。 ちょっと試しにさすってみたら、鈴口から透明なのがじわっと出てきた。早い早い。 俺の頭の中の遊馬さんは、バスローブのベルトを解いた状態で、合わせめから白い肌が見えるか見えないかの瀬戸際で、ちらちらさせて誘ってくる。 『……バスローブ、僕には似合わないか?』 にっ、似合います! とてもよくお似合いです! お肌にしっとり馴染んで、なんて言えばいいのか、その、色っぽい、です……。 『僕じゃ、しろたのオカズにはなれないのか?』 妄想遊馬さんがバスローブのベルトを指にからめて弄ぶたび、小さなおへそがちらちら見え隠れする。いや、もちろん他のものも見え隠れしてるけどさ。見ちゃいけない。見ちゃいけないんだ。 オカズになんてとんでもないんです! 俺は、遊馬さんを大事にしたいんです! 『大事って何だ? 触らないでガラスケースにでも入れておくつもりか? ……そんなの、僕は嫌だ』 俺だって嫌です! そんなつもりはないです! ……ぁっ。遊馬さんが俺を抱き寄せて、俺の息子に細い指を絡める。 先走りで滑る刀身をその手で捕まえて上下に扱きながら、遊馬さんはそれを己の下腹に押し付け、体液を肌に塗り広げるようにゆっくりと腰を揺らす。 だっ、だめです。そんなの、そんなことされたら、俺……遊馬さんを……! ――落ち着け、落ち着け俺。これは遊馬さんの指じゃなくて俺の指だし、押し付けてるのは俺の手のひらだ。 ぱちんとはじけるように淫夢からさめた俺は、無言で、獣のように白濁液を何度もほとばしらせた。

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