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第2話(9)

「もう飯できるから、さっさと出して来いよ」  言われて枕を投げると、それは閉められたドアに当たって落ちた。  もうそんな気も失くした俺はパンツを戻して出てくるあくびを噛み締める。のそのそとベッドの端に座ると、大きなため息が出た。 「何なんだ?一体……」  呟いて頭を抱える。  そりゃ、創介みたいに彼女なんて居ないから毎日のように1人で抜いてるけど……。  今朝は見られて、昨日の朝は創介の手でされて……記憶にはないけど、誕生日の夜は手とか口でされたって……。  ん?知らない間に初フェラ済んでんの!?ってか、創介、俺のやつ咥えたのか!?  じっとパンツを見つめてから考え込んだ。  あれ?あいつ……男の咥えるとか……どうなの?  俺らって……親友だよな?まぁ、幼なじみとも言えるけど。  でも、いくら親友でも咥えなくね!?  あいつ普通にしてるけどさぁ……おかしくね!?  ちょっ……どうしたらいいの?  あいつの顔をちゃんと見るなんてのもできる気がしない。  本当、どうすんの!?

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