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第4話(5)
「あ……はっ……。そ……すけっ!!」
ジュブジュブと音をさせながら動く創介の頭を何とか見ながら荒い息を吐く。
熱い。こんなの……。
「くっ……」
いつの間にか揺れていた腰も気持ちよすぎて止めることなんてできない。
「あっ……も……無理っ!!離っ……」
涙が滲んでぼやける視界で創介を見ながら訴えると、創介は離すどころか手で握りながら先をキュッと吸った。
「うぁぁぁっっ!!……っっ」
ビクビクと腰が跳ねて俺は白濁を吐き出す。
創介はしばらくそのまま口を付けていて、ようやく落ち着くとゆっくり顔を上げた。
ゴクリと喉が動いて垂れたそれを拭う姿がかなりエロい。
脱力しつつぼーっとした頭で眺めていた俺は創介が近づいて来てペロリと舌を出して俺の口を舐めたのを見て眉をひそめた。
「うぇ……気持ち悪……」
「お前が出したんだろ?」
「うげぇ……」
なんてことしてくれんだよ。
「気持ちよかったろ?」
「飲むな……バカ……」
顔を背けると顎を掴まれて無理目を合わされる。
微笑む創介を見ても恥ずかしくて俺はぎゅっと目を閉じることしかできなかった。
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