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第14話(6)

「お前……無理すんなよ」 「そんな急に優しくすんな……散々焦らしたくせに。……好きに動けよ」  俺の中で創介のがドクンと更に大きくなるのがわかる。  それが動いたら……と思うと正直不安ではある。でも、それ以上にもどかしくて俺自身も堪えられなかった。 「エッチって気持ちいいんだろ?……今日1日モヤモヤさせられたんだ。俺を気持ち良くしてよ」  耳元で囁くと創介は俺の竿を握り込む。 「そっちじゃ……あっ!!」  擦られて声をあげると、創介自身も腰を動かし始めた。  腹ん中の圧迫感が半端ない。まだかなり手加減されているだろうに少し引き抜かれると臓器まで抉り取られるような気がするし、突き上げられると腹を突き破られるような気もする。  正直、気持ちいいとかよくわからない。  でも、眉を寄せて呼吸を乱す創介を見るとキュンとして後ろをキュウッと締めてしまう。  それにまた反応して創介が小さく呻いたのを見て俺は嬉しくなった。 「何笑ってんだ?……結構余裕かよ。それなら遠慮しねぇぞ」  尻を持ち上げられて左手で太腿を撫でられる。  ビクッとすると、右手はしっかりと俺のモノを握ってゆるゆると動かされた。

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