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第15話(5)
「ゆ、雄……」
びっくりしている創介の口に俺からキスをして舌を伸ばしながら手で創介の張り詰めたそこに触れた。
「ちょっ!飯できてるぞ!?」
「俺もこんなんなんだよ。後じゃダメ?」
ベッドの上に膝立ちになっている俺はベルトを外して反応している俺のモノを創介に擦りつける。
「まだ挿ってる気はするのにないなんて……寂しいんだよ」
めちゃくちゃ恥ずかしいけど、言わずにはいられなかった。
創介のベルトも外してギュッと抱きつく。
「……お前ので埋めて」
吐息と共にねだると、創介は目一杯抱き締めてきた。
「くっそ……煽り過ぎだろ」
舌打ちをした創介が荒々しく口を塞いでくる。
その余裕を失くした感じもちょっと嬉しい。
腰は既に痛いし明日は起き上がれない気もするけど……休みだからな!何とでもなる!
いっぱいいっぱいに見えたのに2回目の余裕か、やたら攻めて俺を追い詰めてくる創介にしがみついて俺も腰を揺らす。
「も……いいから……んっ!!早くっ!!……挿れてっ!!」
うつ伏せになって自ら尻を持ち上げるとゴクッと唾を飲む音がして後ろから貫かれた。
「あ"ぁぁぁっっ!!……ん、はぁっ」
呼吸を乱して求め合う。
甘く、激しく……俺たちは濃密に絡み合った。
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