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第19話(2)

「声抑えろよ」  起き上がった創介にむしろ反対に押し倒されて、仰向けのまま脱がされてしまった下半身に顔を近づけていく創介が見えて慌てる。 「なっ!!ちょっ!!ヤる気か!?」  焦りながら頭を押してみても、創介は強い力で俺の先端にチュウっと音を立ててキスをした。  ビクッと跳ねてしまって慌てて出しかけた声を手で塞いで押し込める。  それを見てニヤニヤと笑いながら創介は俺の両膝を掴んで開きながら竿をゆるゆると咥え込んだ。 「ふっ……うぅ……」  嘘だろ?……実家だぞ?ここ……。  必死に声を抑えるために腕を噛んで堪えているのに創介はこっちの様子を窺いながら笑っている。  31日も結局ヤってないから6日ぶり。1人でやる気にもならなかったからこんな溜めていたのは初めてかもしれなくて……ヤバすぎる。 「そうっ!!……くっ……」  離すように両手で髪を握ったのに、創介はキュッと先を吸ってきた。  抗える訳もなく簡単に精を吐き出してぼーっとする頭で創介を見る。  創介は俺に見えるように笑いながら口から右手のひらにその白濁を出してくちゃくちゃと音を立てた。  その光景に顔に熱が集まる。  だが、創介は左手で俺の足首を掴んで広げると、右手は俺の閉じた窄まりに触れた。

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