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第19話(3)

 俺の精液を撫でつけて入口を何度も撫でられる。  くちゅぬちゅと音がして恥ずかしすぎて咄嗟に枕を手繰り寄せた。  ゆっくり指を挿れられて体が跳ねる。 「あっ……」  実家で……しかも、下には近所の人たちもいっぱい集まっているのに。  創介に触れられるだけで、こんなにも簡単に俺はスイッチを入れられてしまう。 「待って……」 「無理」  ぐちゅぐちゅと音を立てながら指を増やされて俺は身体の震えを抑えられなくなった。  きっと今、かなりだらしない顔をしている。  口の端から垂れる唾液も止められず、手で拭おうにも必死にシーツを掴んで堪えるしかない。 「そうっ……ゴム、ない」 「……ダメなのか?」 「下に……みんな居るだろ?……無理だって……」  必死に訴えるとズルンと指が引き抜かれた。  でも、創介は俺の下半身を持ち上げて、ためらうことなくそこに顔を近づけていく。 「こんなヒクついてるのに?」 「んあっ!!」  ぢゅっと吸われて震えながら声が止められなかった。 「ちょっ……そうっ!……離せ」  まさかの場所に舌を挿れられて腰が跳ねる。  がっちり捕まえられて前も扱かれながら後ろは舌で攻められる度に、ずちゅっじゅるっと音が鳴って頭もどうにかなりそうだ。

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