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第19話(4)
「やぁ……はぁっ……あぁっ!!」
まださっき出してそんなに経ってないのにかなり張り詰めていて限界が近いのを感じる。
頭と肩しかベッドには付いていなくて体勢はキツいし、薄っすら目を開けると視界の破壊力も半端ない。
「ダメ!イっ……」
グッと唇を噛み締めて耐えようとしたのに容赦なく擦られて生暖かいものが顔にかかった。
「えっろ……」
俺の下半身を抱え上げている創介はやっと舌を引き抜いて笑う。
もう続けてイカされた脱力感で俺は動けなかった。
ゆっくりベッドに降ろされてティッシュで拭かれても気持ち悪い。
「明後日、朝一で帰ろうな」
頭を撫でられてかなり億劫ではあるけど目を開ける。
「バーカ」
掠れた声で何とか笑うと、創介は微笑んでゆっくりキスをしてくれた。
「今日はこれで我慢する」
「……」
「今すぐヤって欲しい?俺の部屋行くか?」
確かにみんな家に居るから創介の家は今誰も居ないかもしれないけど……。
「無理……起き上がれない」
「そんな気持ちよかった?」
ニヤニヤしている創介を殴ってやる。
それでも嬉しそうにする創介に抱き締められて、俺はもう目を閉じた。
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