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第21話(5)

 ピッと口でゴムの封を切ったのを目にしながら中で蠢く創介の指で喘がされる。  ローションを垂らされて、もう先輩たちのことなんて頭になかった。  とにかく“イきたい”。もうそれだけ。 「くっ……そうっ!!ムリっ!あぁっ!!ンんーーーっ!」  挿れられただけでもう耐えられなくて俺はビクンと跳ねた後、何度も痙攣を繰り返す。  呼吸が乱れ過ぎて息苦しい。 「ん?イった?中イキとか初めてじゃん。……えっろ」  ペロっと口元を舐められて思わずその舌に自分の舌を絡めた。  苦しい。イったのに出せなくて辛い。  リングを付けられているせいで俺のモノはもうパンパンどころか、見たこともない形になっていてグロいし痛い。 「そう……無理。あ……もう…………出したいっ!!」  ゼィゼィと息を乱しながら、もう羞恥心とか何もかも崩されて叫ぶようにねだる。 「そんなイきたいのか?」  言っている創介の息も弾んでいてその声を聞くだけでキュンとした。 「イきたいっ!!あぁっ!!んっ……そうっ!!イかせてーーっ!!」  パンッと肌がぶつかる音がする度に腸液とローションが混じってぐちゅぐちゅと淫靡な音も響く。  手も拘束されているせいでしがみつくこともできないし、もどかしくて……されるがままで……もう何もかもぐちゃぐちゃに溶かされた。

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