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第21話(6)

「あ"ぁっ!!んぅ……っ!!ハァっ……ンっ!!…………あっ……そうっ!!」  もう自分でも何を言っているのかもわからない。 「雄吾……んっ……」  呻きながら創介の抽挿も激しくなる。 「あ……イイっ!!う"ぐっ!!……そう……そうっ!!」 「……イけ」  一際深く突き立てながらリングを外されて声にならないくらい仰け反って白濁を吐き出した。  創介もギュッと抱き締めてくれて、俺の中で熱い欲を弾けさせる。  ずっと我慢させられていたせいで止まらないんじゃないかってくらい射精が続いてぼーっとしながらも俺は痙攣を繰り返した。 「大丈夫か?」  簡単に処理を終えた創介に頭を撫でられて目を開けるがうまくその姿が捉えられない。 「頭、ちょっと上げろ」  言われながら軽く持ち上げられて腕を抜かれる。前に出されたその手錠をカチャカチャと外して、創介は俺の手首を撫でながらキスをした。  散々なことをされたのにそんなことが凄く嬉しい。 「水持ってくるから……ちょっと待ってろ」  体を拭いて髪を整えると、創介は微笑んで優しいキスを落としてくる。  部屋を出て行く創介を見送って、俺はその甘い余韻に浸りながら掛けられた布団にうずくまった。

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