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第24話(2)
下着を穿いてみるだけでもう勃ち上がっているそれは布に収まる訳もなく、俺は脱衣場に座り込んで自分のモノを握り込んだ。
後ろを丁寧に準備したせいですぐに達したそれをもう一度洗い直して今度こそしっかり下着を穿く。
洗面所の鏡ではよく見えなくて、浴室の鏡を覗いた俺は透けて形のハッキリわかるそこも、やたら食い込んでくる腰から後ろの細い紐も……とにかくもう心臓がバクバクして落ち着かなかった。
「やっぱ脱ごうかな……」
呟きながら脱衣場に戻った俺はちょうどドアが開いて固まる。
目の前の創介も動きを止めていて俺たちは数秒そのままどちらも動けずにお互い目を合わせたままだった。
「え……雄吾、それ……」
創介が先に口を開いて中に入ってきたせいで俺はビクッと跳ね上がる。
スウェットを掴んで隠そうにも、創介の方が早くて少し冷たい創介の手がスルリと俺の尻を撫でた。
「ちょっ!!待って!違うんだって!」
「何が?」
「ひぁっ!!」
慌てた俺に構うことなく創介は後ろの紐を引っ張って思いっきりその頼りない細いそれが食い込む。
「こんなエロいカッコして……どうした?」
耳元に口を寄せて息を吹きかけられて俺はゾクゾクと背筋を震わせて創介の両腕に掴まった。
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