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第24話(6)
「あ……イイ……」
「ちゃんと体勢保たねぇと……下着見えねぇし」
無理矢理体を起こされてビクンと跳ねる。さっきとは角度が変わって、力を抜いてしまったら今より更に奥までくるのがわかってドキドキと胸が高鳴った。
「全部挿れねぇの?」
「え?」
息を整えながら薄く目を開くと、創介はニヤニヤと笑っている。
視線は下半身にあってめちゃくちゃ見られているのがわかって頭もパンクしそうだ。
「震えてんの?……もっと奥挿れたら気持ちイイぞ?」
足の付け根の際どいところをゆるゆると撫でられてクラクラする。
もっと気持ちイイ……誘惑には勝てず、更に腰を降ろした。
「あ……はぁっ……」
湧き上がる衝動。
飲み込んでいく度に腰も揺れ始める。ほぼ無意識に、全てを飲み込む頃にはもう何も考えられずただ本能の赴くままに腰を動かした。
「あぁっ……いぃっ!!」
前後に動かす俺の腰に手を添えると、創介も下からズンッと突き上げる。
深過ぎてもう開いた口からは唾液をこぼし、下着も蜜で濡れてピッタリと張り付いていた。
「イく!あ"ー、もう……イグっ!!」
ぐちょぐちょと腸液がかき混ぜられる音が耳に届いて全身愛され尽くしている気がする。
滲む視界で創介を見下ろしつつ、俺は一際激しく腰を振って白濁を吐きながら思いっきり中を締め付けた。
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