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第26話(5)
「そうっ!!んぅ……むりぃ……」
早く抜いて欲しいのに、創介はにこにこと笑っている。
涙が溢れてきて創介の顔が歪んだ。
「うわっ……くっ……あぁっ!!」
耐えようとしてもグニグニと前立腺を押されて辛い。
逃そうにもゆるゆるとやはり刺激が止むことはなくて喘ぎが止まらない。
エネマグラを使えばドライオーガズムを体験できるなんてちょっと検索すればすぐ出てくることだけど。
俺はドライが怖い。慣れないあの感覚は……自分で全く制御できないソレは俺がどうなってしまうのかわからなさすぎて恐怖心が先立つ。
「ヤダ!そう!そうっ!!」
挿れた張本人だとはわかっていながら創介に助けを求めて手を伸ばした。
体勢を変えたことでより刺激が強くなった気がする。というか……もう頭の中も真っ白でよくわからない。
気持ちイイ。
ダラダラと涎も垂らして涙で顔もぐちゃぐちゃ。
気持ち良すぎて……苦しい。
「アぁっ!!ムリっ!!ぐぅっ……あ……あ"ぁ"ーーーっ!!」
目の前の創介に縋り付いて思いっきり喉を仰け反らせる。
ビュクっと感じる射精感にとりあえずドライではないとほっとしながら一気に脱力した。
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