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第26話(7)

 頭を優しく撫でられる感覚でふと目を覚ますと、創介が顔を覗き込んできた。 「大丈夫か?」  聞かれても倦怠感はヒドいし、まだ尻には違和感…… 「んっ、あぁっ!!」  少し動いた拍子にまだ残っていたエネマグラに前立腺を刺激されて喘ぐ。 「みず……んぅっ!」  めちゃくちゃ喉が乾いてパクパクと口を開けながら必死に創介に助けを求めた。  撫でていた手を止めた創介はサッとベッドから降りて走っていく。  身悶えながら待っていると、戻ってきた創介に体を起こされてグラスを口に付けられた。  乾いた喉を潤すように大きく口を開けて……酒っ!!と気づいたが喉を動かしてしまう。  喉を酒が通っていくと、そのまま残りも一気に飲み干した。  弱いのはわかっているが、喉の渇きには逆らえない。しかも、酒は好きだしやっぱりうまいと思うから。 「……そーすけぇ……ふふっ!んっ……あ……はぁっ……気持ちぃ……」  脱力してゆるゆると前立腺を刺激される度にためらうことなく喘ぐ。 「はんっ……あぁっ……いぃ、いっ……イクっ」  身体を軽く反らせて思いっきり快感を追いかけた。  弾けるような絶頂。荒い息を吐きながら自分の腹を触ってドライを確認する。 「ふふっ……きもちぃ……」  微笑むと、創介は俺の肩を片手で押さえて散々刺激を繰り返したエネマグラを抜き去った。

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