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「これが君の、一番奥。
陸斗くん、大丈夫?
どうしても無理そうなら、この間みたいに……」
彼も相当辛いだろうに、そんな風に妥協案を提示してくる西園寺さん。
こんな状況だというのに、やっぱり僕はこの人にウザイぐらい愛されているんだなと感じた。
……ホント、どれだけ僕の事が好きなんだよ。
僕はついプッと吹き出し、彼の言葉を遮った。
「無理じゃ、無いです。
それに、さっきよりも……」
『気持ちいい』という言葉がうっかり口をついて出そうになり、途端にまた羞恥心が僕を襲った。
ゴクリと背後で、息を飲む気配。
「……さっきよりも、何?」
くっ……この、変態め!絶対僕が言おうとした言葉、分かってるじゃん!
「……なんでも、ありません」
あまりにもムカついたから、無理矢理顔を後ろに向け、にっこりと微笑んだ。
すると彼はクスリと笑い、僕の唇に口付けた。
「ちゃんと、教えて欲しいな。
……さっきよりも、良くなって来たんだよね?」
グリグリと、先ほど指で散々攻められたイイトコロに彼のモノを押し付けられる。
この頃になると痛みはあまりなく、ローションのせいで中はドロドロに蕩けきっていたから、指以上に明確な刺激を与えられる度体がガクガクと震えた。
「知らな……い!そこ、やだ……!」
這うようにして四肢を使い、前に逃れようとしたけれど腰を引かれ逆に強く打ち付けられた。
「んっ……、はぁ……っ!」
自分の物とは思えないくらい、卑猥な喘ぎ声。
こんなのは聞きたくなかったから耳を覆いたいのに、獣みたいな体勢を取らされているからそれすらも叶わない。
「ホントに、知らないの?
こんなにも、気持ち良さそうなのに?」
意地悪く、西園寺さんが耳元で囁いた。
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