「ん゛ッ、ん゛」 下品な声を出しながら力を入れるが、その間も無慈悲に体内を掻き回される。 これが機械だ。 人の都合なんてお構い無しに設定されたことを電池の限り繰り返す。 それに、イイトコロを突いてくれるが長岡の方が良い。 イきうになると手の動きを早めたり、はたまた止めたり。 あの緩急はたまらない。 早く長岡に犯されたい。 拘束されたまま長岡の好きなように揺さぶられたい。 早く、出さなきゃ。 「あ…っ！」 「手伝ってやるよ」 乳首を伸ばれる。 服越しでしっかり捕まれていないのが更に刺激になり、背中を浮かせてしまう。 乳首じゃなくて、後孔のことなのに長岡に触れられて喜んでしまう。 「とれっ、あ…っ、ア……あっ、」 「あーあー、そんな腰振って。 出すんじゃねぇのかよ。 なぁ？」 「ごめっ、ごめ、なさっ」 はしたなく、カックン、カックン、と腰を跳ね上げさせてしまうのを止められない。 こんな、はしたない姿を見せたくないのに。 嫌われたくないのに。 それなのに。 喜ぶ陰茎は先走りを腹へと垂らす。 「えっろい身体。 やぁらし」 「ご…めっ、なさ……いたっ、ぐ…っい」 「痛いの好きだろ」 「ぅ゛…ぅ゛…ッ」 で、ない…… 正宗さんの、もらえない…… 頭がグラグラする。 それでも、長岡の絶対のモノが欲しいと求める。 「ぬ……、くの…、」 「ん？」 「ぬくっ、の……あっ、またｯ、」 もう何度目かも分からない。 ドライばかりで陰茎が壊れたかのように体液を垂らし続けている。 折り曲げられた不格好な姿で腹を汚し、顔も涙でぐちゃぐちゃだ。 けれど、目の前の恋人のソコは大きくなってくれている。 欲しい。 欲しい。 「ぬぐ、……の、てつだ…っくださ」 「んー？」 「な……でもっ、するから…っ、おねがッ、あ゛」