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第166話

ボトムスの前を寛げ、ソレを取り出すとカメラに晒した。 視覚は理解するより先に脳に届く。 その方が三条が安心すると思うからだ。 『……たってる』 「遥登がえっちだから。 ほら、俺もオナるから遥登もしろ」 『でも…』 「ディルド使って良いから。 それならイけんだろ」 『…ありがとうございます』 カメラから外れた三条を待ちながら軽く扱く。 最高のおかずのお陰で、ガチガチに勃っている。 30手前の身体だが、性欲は20代とかわりないように思える。 性欲や勃起力は、いつ衰えるのか。 やはり恋人が若いとつられて若くいられるのか。 等と考えていると玩具を手にした三条が戻ってきた。 『持ってきました…』 「ローション使って突っ込め。 でも、あんま激しく突くなよ。 焦らせ」 サラサラした髪が上下に揺れる。 こんなに素直で初な子を自分の好みに出来るのは正直者興奮する。 が、時々心配にもなる。 だって、素直過ぎるだろ。 今時の子は反抗期がないなんて話を耳にするが、三条はモロに想像出来る。 弟のことも嫌な顔をせず手伝い、学校だって品行方正で通っていた。 そんな正しい子を、自分の手に堕とせた喜びは言葉では言い表せない。 『……い、れ…ます』 「ん。 ゆっくりな」 『は……、ん、ん…』 駄菓子のゼリーのようなポコポコしたカタチのそれを1つずつ丁寧に飲み込んでいく姿に手が止まらない。 『…ぁっ、』 ローターを突いたのだろう。 慌てて口を噛んで声を殺したが、快感を逃がせない身体を丸めている。 「そこでやめとけ。 さっきみたいに服噛んで。 そうだ。 良い子だな。 そのままオナりな」

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