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第167話

腰が上下に揺れている。 清潔なにおいのする子の淫らな姿は格別だ。 『ん、…ん、……』 押し殺した声も、表情も、なにもかもが自身を昂らせる。 大人っぽくなったとはいえ21歳の学生だ。 まだ幼さを残している。 それなのに、色を纏うとこうも豹変する。 その様は何度見ても胸を捕まれた。 恥じらいを捨て恥ずかしい箇所を晒し、一緒にオナニーしてくれなんて、愛情しか見えない。 可愛い恋人。 俺の遥登。 扱く手が止まらない。 気持ち良い。 恋人の恥体を見ながらの自慰は頭が馬鹿になりそうなほど気持ちが良い。 「はる…」 『ぅん、……んっ、』 「遥登見ながらのオナニー、すげぇ気持ちい」 より赤くなる身体が好きだ。 物欲しそうに見詰めてくるあの目が好きだ。 「やらしー、腰」 『っん』 目が、好きだと伝えてくる。 可愛い。 可愛い。 愛してる。

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