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第169話
『また散歩すっか。
その顔で。
やあらしい顔晒して、首輪して、しようぜ」
散歩…
首輪して、また散歩したい
長岡のものだと証拠を晒しながら歩くなんて、想像だけでやばい。
ブルッと身を震わせ、カメラを見た。
この雄に、恥ずかしい姿を見せ無様にイきたい。
到底マトモなことではないのは理解出来る。
だけど、あの噎せるほど甘い快楽はとても甘美な味がするんだ。
何度も欲しくなるほどに。
「ん…っ、ぅ、」
『想像逞しいな。
ほら、もっと考えろよ。
んで、そのままイけ』
「…ン、」
臍の下がジクジクする。
足の指を丸めたり拡げたりしても逃げていってくれない。
それに、想像が止まらない。
首輪をしてセックスがしたい。
長岡に乱暴に揺さぶられたい。
アナルの縁が捲れるくらい激しいのが良い。
週末に、されたい。
今は、あの目で視姦されオナニーするしかない。
視姦されてるんだ。
見られてる。
こんなこと考えてるのも、全部。
アナルがアツい。
ぎゅうぎゅう締め付けているのが分かる。
長岡のモノよりずっと細いが、ローターの刺激も加わってなんだかイけそうだ。
『罵って欲しいんだっけ。
変態』
「……ぅん」
『おかずにしてんだから、もっとはしたねぇの見せろよ』
気持ち良い。
『遥登』
気持ち良い。
『イけ』
イ、きそ…。
『イーけ』
「…ぅっ、!」
『あーあー、ほんとにイったのかよ。
ははっ、ケツ見せろ。
俺はまだイってねぇんだよ』
「……ご、……っ、なさ…」
『謝罪は週末で良いから』
言うことを効かない身体に鞭打って、いまだヒク付くアナルを晒した。
「み、……み、て…くだ、……」
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