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第170話

イっても尚、ヒク付き玩具をしゃぶるアナルのいやらしさに、陰茎を扱く手が止まらない。 やっぱり三条のいやらしさは段違いだ。 淫らだが下品ではなく、だけどおかずにするにはとても満足。 『まさ…ま…むねさ、きもち…い…』 「あぁ。 すげぇ気持ちい。 遥登とオナってんだからな」 『……よ……った、』 「心配すんなよ。 ほら、こんなに興奮してるだろ」 カメラをズラしソレを見せると、三条は一層とろんとした顔を見せた。 男を欲している顔。 いや、違う。 男ではなく、“俺”だ。 「欲しい?」 『ほ、しっ、』 「欲しいよなぁ。 これで、ナカ突かれてぇなぁ」 何度も頷く可愛い恋人に残酷な言葉を吐く。 その時の顔も可愛いから困る。 「週末まで“待て”だぞ」 『……、はい…』 「目ぇ逸らすなよ。 ちゃんと見てくれ」 『……は、い、』 あの綺麗な目に、お世辞にも綺麗と言えない箇所が映る。 「俺の、どうなってる?」 『勃って…、おっきい…』 「おっきい? 普通だろ」 『おっきい……、はら、いっぱいになります』 まだローターを止めていないのか、時々上擦った声で見たまま、感じたままを口にする。 思ったことを口にする。 それを耳で聞き、頭へと送る。 それで良い。 言葉を頭へと送り込め。 沢山。 沢山だ。 「褒められてると照れんだろ。 あー、やべ…。 上がってきた」

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