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第175話

どんどん芯を持つ陰茎を舌で可愛がる。 可愛い恋人の一部だ。 大切に愛おしく愛らしい。 だから、丁寧に舐め、丁寧にしゃぶった。 「は……ハァ…っ、ん、」 声も色を含み艶やかだ。 ゴムが邪魔だが、こればかりは大人にならなくては。 けど、早く生で舐めたい。 雄のにおいがしていやらしいココを。 あの精液の味が忘れられない。 カリをぐるりと舐めながら上目に様子を伺うと、世話しなく胸を上下させながらかわらず小さく喘いでいる。 ムクムクと顔を出す加虐心が、唆してくる。 口を離し、指を滑らせた。 「もうこんなにして、やぁらしい」 無防備になっている玉を揉んでやる。 パンパンに詰まった精液を揉まれたまらないだろう。 細い脚が腕を挟みたいとばかりに動く。 辛いだろう。 射精我慢をし続けていんだから。 「んっ、あっ、ま…っ」 「待って? 遥登は、待てんのかよ」 こんなに精液を溜めて、欲求を溜め込んで。 「すげぇパンパンになってんじゃねぇかよ」 この精液をビュッビュッと吐き出したらどんなに気持ちが良いだろうな。 そう続けたら脚の拘束が弱まった。 本当に快感に弱い子だ。 知的好奇心旺盛で、想像力も豊か。 想像したのだろう。 そういう顔をしている。 「ん…」 「遥登のそういとこ、すげぇ好き」 また陰茎への刺激も再開した

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