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第177話
ちんこが、ジンジンする
腰が、浮く
ゴムを纏っても良いから早くアナルを埋めて欲しい
指が欲しい
床に座り込む長岡が、ベッドに腰掛け背中を倒した状態の三条の脚を持ち上げた。
そして、その奥の排泄器へと指を埋め込まれた。
意識がソコにしかいかない。
早く、もっとが欲しい。
媚びるように足で長岡の背中をなぞる。
「そんな誘い方教えた覚えねぇけど」
低い男の声。
「俺以外にすんじゃねぇぞ」
独占欲を孕む声だ。
「遥登、返事は?」
「あ、…い゛…ッ」
やっと喉から言葉が出た。
濁った汚ない言葉。
だけど、及第点だったのか長岡はそれ以上を求めない。
意識してやったことではない。
ただ、背中に触れている足がシャツを掻いただけ。
……のつもりなのだが、媚びたのかもしれない。
理性の飛んだ身体はとてもあさましく、男を欲して誘う。
排泄器を性器にするほどに。
「お゛…っ、…んん、゛」
奥の肉壁が指に纏わりつくのか、動きが生々しい。
ローターより細い指だが、2本揃えられると圧迫感がある。
それに、玩具のように入れてしまえばすぼまる訳ではなく、指は大きく口を開けたまま。
しゃぶるように食い付いて離そうとしない。それが、ローションを掻き混ぜる音で理解出来てしまうのが恥ずかしい。
頭がショートしそうだ。
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