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第183話
乳首の刺激が陰茎に響く。
ジンジン、ビリビリしたそれが、じわっと陰茎に溜まっていく。
ここ数日、オナニーはしても射精はしなかった。
それが、尿道を駆け上がろうとしている。
駄目だ。
まだ、待ての最中だ。
長岡から“よし”と言われていない。
「あっ、…ぁ、くっ、」
イきそう。
イきたい。
イく。
「イ……きた、」
腰を掴む手に力が入る。
奥が、口を開ける。
ココに来てくれ、と。
ゴッと奥に当たりそのまま亀頭がソコを潜った。
「……っ!!」
三条は背中を丸める。
それから反らせて刺激を逃す。
だが、長岡がそれを許さない。
弁に填まったまま身体を揺さぶる。
刺激を逃す隙がない。
「いっ、か……せ」
ただ受け止めるだけのそれはあまりに大きくて、ドライでイッてしまっていた。
けれど、溜まりにたまった精液を吐き出したい。
今日を心待ちにしていた。
ずっと射精を我慢していて、やっと待てが解けるはずなのに。
「い、い……か…ッ」
触りたい。
扱きたい。
「ま゛…ぁ、」
「あーあー、そんな乱暴に扱いたら痛てぇだろ。
ほら、俺がしてやる。
感じてろ」
ゴシゴシと上下させられていた手を退かされ、大きな手に握られる。
その手がゆっくりと先を撫で、扱きはじめた。
それに連動するようアナルが長岡の先に吸い付きはじめたのが分かる。
こんな大きなモノを1度に与えられたら。
「あ゛……ァ゛…、」
喉の奥から汚い声が漏れる。
動物の唸りみたいなものが。
「イって良いぞ。
射精しろ。
ほーら」
「ぅ゛……あ…ぁ、あっ、あ」
「イけ。
出せ」
クラクラする。
長岡の声が頭に木霊する。
「ほーら」
「い…ぎ、ま…っ、あ゛…」
下腹部を痙攣させながらの久し振りの射精をした。
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