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第236話

足の裏でグリグリと踏み付けると嬉しそうな顔で見上げてくる恋人。 本当に、末恐ろしい。 しかも、首輪とリードを装着してだ。 マゾいのは分かっていたが、こんなに喜んで貰えるとゾクゾクする。 たまんねぇな ほんの数時間前まで学校で実習生してて、これかよ 「…ぁっ、……」 「そんな擦り付けて。 圧迫オナニーは駄目だって言ったろ」 「圧迫、じゃない…。 踏まれて、ます…」 「同じだろ」 「んっ、」 足の裏にグッと力を込めると、あの目が一層蕩ける。 声と共に溢れる吐息も。 硬い感覚をグリグリ動かせばどんどん硬くなっていく。 すっかりスラックス越しでも勃起していると分かる程。 「遥登、スラックスの前寛げろよ。 キツいだろ」 「……はい」 少しでも足が離れるなが嫌なのか歯切れが悪いが、それでも素直に従う。 リードを繋いだまま、ベルトの前を開けフロントチャックを下ろしていく。 画面越しに見るのも隠し撮りみたいでえろかったが、やっぱり生には勝てない。 長岡のモノもボトムスを押し上げている。 三条の恥体と足の裏の感触だけで。 「あの……脱ぎ、ました」 「良い子だな。 じゃあ、ソファに膝付け。 腰突き出して…そうだ。 えろいよ」 場所を交換し、此方に臀部を突き出させた。 肉付きの悪いケツの間でアナルが物欲しそうにしている。 上がる口端を抑えることが出来ない。 こんな楽しいこと。 こんな淫らなこと。 「正宗さん…」 振り返るその目は男に媚を売っている。

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