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第239話

「ほら、ケツ突き出せ」 先程のようにソファに膝を着け、背凭れを掴む。 猫が腰を叩かれている時のようにケツを突き出し、その真ん中でアナルがヒクッと蠢いた。 純真無垢そうな顔立ちからは想像も出来ない、淫らな縦割れ。 性行為の激しさを物語っている。 一応頭にブランケットを被せ、隔たりをつくった。 そして、アナルに唾液に塗れた陰茎を宛がう。 ヌルヌルとそれを塗り付けるように擦り付け、なぞる。 それだけでも感じるのか腰が逃げた。 「いれ…っ、」 「入れねぇよ。 今日は、ここ。 挟め……もっと。 素股だって」 細い太股ではしっかりと挟めない。 どうしても隙間が出来てしまう。 だけど、三条がエロければイけそうなので気にしない。 「擦れっ、ますっ」 「擦ってんだよ。 ほら、分かんだろ」 パンパンに精液の詰まった玉を擦りあげる。 若さってすげぇなと思う程の質量に、口元が緩んでしまう。 楽しい。 処理できなかった三条には悪いが愛おしいと思う。 「や、らしい、…」 「やらしいことしてんだって。 ほら、カメラ見ろ。 写真撮んぞ」 「っ!」 インカメにしたスマホを目の前に翳すと三条の評定がありありと映った。 これは、とても良い。

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