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第299話

ボトムスの上から陰茎を擦られ、たまらない 気持ちになってくる。 ムズムズと腰が動く。 息が上がっていく。 感じているのがバレてしまう。 「……は、…」 甘い吐息にハッと口元を隠した。 すると、目の前の男がクッと笑いを殺した。 「へぇ?」 「ちが…っ」 「なんも言ってねぇよ」 狡い。 大人は狡い。 目が笑っている。 楽しそうな顔をした長岡は、そのままカリの辺りを掻くような動きへとかえた。 隔てる布がもどかしい。 せめて下着の上なら良いのに、ボトムスの上からだと厚すぎる。 圧倒的に足りない。 「んん…」 「こんなんで感じてたら後が大変だぞ。 最近ヌいたのいつだ?」 「……ぁ、…おと、とい…」 「もっとヌかねぇとしんどくねぇか。 玉もこんなパンパンにして」 「っ!」 「飲んでやるよ」 「え…」 「喉、孕ませてみろ」 その目の方が孕みそうだ。

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