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第303話
避妊具を端に寄せ、パウチを破る。
丁寧な手付きをじっとみていると三条はそれに気が付いたらしく、恥ずかしそうな顔をした。
「口で付けてやるよ。
好きだろ」
「……そ、んな…ことは…」
「あ、2個目破んの待て。
先に扱いてガン勃ちにさせろよ」
なにを言ってるんだとばかりの顔をされるが、長岡は至って真面目に言っている。
ガン勃ちの方がピッチリと包める。
ニヤニヤと緩む口元も隠さずいると、三条は窓の外を伺った。
「……見ないで、ください」
三条も状況と時間を理解しているので話が早い。
軽くだけ着崩された服装で、オナニー紛いのことをする三条。
えろい。
これだけでヌける。
「……ん、」
「気持ち良さそ」
「…っ、ちが…う…」
「でも、顔は気持ち良さそう」
ふぃ…と三条が視線を逸らせたって、自分からは丸見えだ。
頭が良いのに、こういうところが小さな子供みたいで可愛い。
沼る一因だ。
恥ずかしいことの大好きな三条の陰茎はビキビキに勃ち上がっているし、ここで一旦休憩。
「良い感じに勃ったな。
格好良いよ」
「どこ見てっ、話してるんですか…」
「え、遥登のちんこ」
「……その顔で、そういうこと言うの…ほんと……」
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