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第389話
とろんとした目が真っ直ぐに自分を見詰める。
画面越しなんて関係ない。
あの目は、真っ直ぐに自分へと届く。
『正宗さん…』
「んー?」
『下も…触りたい、です……』
「乳首は終わりか?
気持ち良さそうなのに」
『……そ、れは』
言いながらも三条は手は止めない。
止めれなれない、の方が正しいだろう。
吐息の多い声にニヤ付く口元を隠せない。
それを見る三条の顔がまた可愛いので、隠すつもりもないが、それにしたってマゾい。
「お強請り出来たら考えよっかなぁ」
別に、お強請りが出来たからといって必ず与える訳ではない。
けれど、三条は動く。
乳首を弄っていた手をスルスルと下ろし、ボトムスを下げた。
局部が半分ほど見える。
それと、綺麗に剃られた秘丘も。
『…俺、……淫乱だから、乳首だけじゃ…足りなくて……そ、の……、ケツもいじめられたい…です』
「へぇ。
乳首だけじゃ足んねぇのか。
で、ケツもいじめられたい?」
コクコクと何度も頷いた。
「けど、いじめてなんてねぇだろ」
サァッと三条の顔色が変わった。
コロコロかわる表情が好きだ。
豊かで、良いよな。
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