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第402話
溶ける。
頭も腰も、気持ちが良い。
そんなことを思っていると丸分かりの顔だ。
素直な子は表情筋まで素直らしい。
『まさ……、ま…さ……ね、さ』
「俺で、頭いっぱい?」
『ん、……ん、…』
「かぁわい」
一所懸命ちんこを扱き、押し殺しながらも名前を呼ぶ。
めちゃくちゃに抱きたい。
ブチ犯したい。
コンドームを使ったって良いから、あの気持ちの良いナカに入り込んでよがらせたい。
想像だけでも下っ腹が痛重くなる。
そして、長岡が扱くソレからと溢れる先走りの量が増えた。
我ながら最低な癖だ。
だけど、この子との相性は抜群。
なら、問題なんてないだろ。
『……ィ…く、…でる…っ』
「イけ。
見ててやるから、イーけ」
『み、…て……』
「あぁ…、見てる」
『イ、くの……みて……っ…』
犬みたいな荒い息が詰められた。
きゅっと眉間が近付くと、とびきり良い顔になる。
『…ん゛ン゛っ』
服に顔を埋ずめなんとか堪えた声を聴き、長岡も自身の手のひらへと射精した。
更にニチャニチャと扱き、尿道に残るものも吐き出す。
三条とのセックスはとても気持ちが良い。
それが、例え見せ付け合いのオナニーでも。
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