「撮影されて興奮してる？ アナルの締まり、増してるぞ」 「…っまさ、…さ、だから…」 「俺だから？」 上手く動かせない腕に顔をくっ付け隠そうとしながらも、うんと頷く顔に笑みを返す。 泣き顔がよく似合う顔だ。 勃起したモノを縛ったら泣くだろうか。 泣いて、射精させてくれると強請るだろうか。 ゾクゾクしたものが背筋を撫でる。 三条の泣き顔が見たい。 三条を泣かせたい。 「泣かせても良いか」 「なか、せ…、」 「ぐちゃぐちゃに泣かせてぇ」 うんともすんとも答えられだろう。 だけどな、顔を見たら分かる。 この子は分かりやすい。 目が嬉しそうに潤んだ。 粗方撮り終わると、一旦スマホを放る。 まだまだ行為ははじまったばかりだ。 もっと沢山の淫らな姿を撮影させてもらう。 その為の準備だ。 クローゼットから引っ張ってきた箱の中から玩具を取り出し、サイドチェスの中にも手を伸ばす。 振動が緩い内にしてしまいたい。 まずは首輪。 それから、玩具で装飾をする。 「…っ」 乳首クリップのチェーンを首輪に引っ掛け、もう片方もしっかりと挟んだ。 三条が首を晒しながら背中をしならせれば、乳首が引き伸ばされる。 それが理解出来たのか、三条は嬉しそうだ。 「これ、…乳首が…」 「好きだろ」