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第427話

ぐにぐにとやわらかな肉を動かしながらも位置をかえるバイブ。 それが少しずつ顔を見せていく。 よほど必死なのか泣きながらもキツく目を瞑りはじめた。 「んん…っ、ん……っ、く…」 隠したい箇所を丸出しで更には玩具や避妊具を装着しているなんて、羞恥心の高い三条にはさぞ嬉しいことだろう。 その証拠に、若い陰茎はガチガチのまま勃ったまま。 何度も寸止めをしたのでビクビク震えているのも、大変そそられる。 「えっろ。 シコろうかなぁ」 三条は目を開き、自身の手が下半身に伸びているのを確認したのか、すぐに薄い腹をより一層凹ませた。 まるで、駄目だとばかりに。 「…ん゛ッ」 そんなに力んだら本当に血圧が上がりそうだ。 だから、少しだけ 「締まりが良いのも大変だな。 ほら、俺のが欲しいならソコ空けろ」 マスクをしているので大丈夫だろうと耳へと顔を近付けると大袈裟なくらい身体の赤みが増した。 いや、本当に血圧が上がっているんじゃないかと 思うほど。 普段の色が白いのでその差がすごい。 セックスの頻度も落ち締まりがキツくなったのも一因だ。 三条のせいではない。 身体の真ん中をなぞり、臍の下をグッと押した。 「あ…っ!」 そうして、漸くバイブが排泄された。 続いてローターが顔を覗かせる。 「上手に出せました」

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