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第428話

ベッドの上で震動を続けているバイブの電源を落とすと、今度こそ自身のモノに避妊具を被せる。 勿論、先は破いてだ。 それでは避妊の役割は果たせないが、それで良い。 三条が喜ぶから。 「おっきく口開けて。 俺のサイズか?」 ビクビクと身体をくねらせた。 縁を爪先でなぞればこの反応。 敏感で感じやすいのは羞恥心のお蔭だ。 だからこそ、拘束が役に立つ。 羞恥心を煽れば煽るほど感じてくれる。 三条がどんなに身体を動かそうが、縄はほどけない。 それが羞恥心を高めてくれるなら、いくらだって勉強をして縛ってやる。 「ちげぇよな。 バイブだよな」 「あ……あっ、……」 「バイブ、気持ち良さそうだったな」 違うと首否しても陰茎は萎えない。 「ローターと一緒に銜えて嬉しかったか」 三条の顔にゾクゾクする。 酷い顔を返していることだろう。 だけど、学校にいる時のように表情を取り繕うことが出来ない。 自身のモノで尻朶を叩いてやるれば、アナルがパクパクと動く。 パツパツに張った玉もペチッと軽い音をたててぶった 「……い、ん………ん、」 「なんて?」 「いん、…らっ、…だから……おっ、お……しっ、き…」 「淫乱だからお仕置きされてぇの? 甘やかすじゃなくて?」 うんうんと頷くので、その通りにしてやるだけだ。

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