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第431話
首輪を掴まれ頭が浮く。
首の負担にならないよう身体を起こすのに腹筋に力を入れるとアナルをキツく締めることになってしまい、長岡のモノの大きさやカタチをありありと感じてしまう。
自分のイイトコロをしっかりと抉るカタチ。
「んんっ、…ん、………あっ、…」
「そんな締めんなよ。
動かなくて良いのか?」
甘い言葉に首を振るが、腹の力は抜けない。
手足を一緒に拘束されており、身体を支えられるのはその筋肉だけなのだから。
「ぅ゛…、ん、……う…ご、…う、…ごっ、」
マスクから覗く目が楽しそうに三日月を描く。
このマスクを外しキスをしたら怒るだろうか。
折角、守ってもらっているのにそんなことをしたら。
だけど……と思ってしまう。
「お゛が…ッ」
ククッと殺した笑い声が聴こえてくる。
長岡だ。
サディスティック全開の顔で笑っている。
このまま食われたい。
血も、肉も、骨も、この人のモノになりたい。
食われて身体の一部になれたら、どんなにしあわせだろう。
殺されるなら長岡が良い。
「お゛が、し…っ、て……」
首輪から手を離され身体がベッドに沈んだ。
三条が見上ようとするよりも早く膝頭を掴まれ、腰が突き入れられた。
ぐっ、ぐっ、と腹が突き上げられる。
気持ち良い。
気持ち良い。
「あっ、…ッあ、………あっ」
「あー…、きもちいな…」
「きっ、もち…ッ、いっ、……いいっ、」
「気持ち良い?
じゃあ、これは?」
シーツに着くほど限界まで股を開かされ、奥の弁を突かれる。
「……っ!!」
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