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第485話

「おっく、……」 奥、奥が、と譫言を吐き出しながら細い腰を上下に揺らす。 気持ち良くてとまらない。 その顔がたまらない。 自分で自分のイイトコロにゴリゴリと当たるように腰を動かし、自慰のようにも見えるが、しっかりとアナルを締め付け扱いてくれている。 それがまた気持ち良い。 「……ハァ…ぁ……、は…っく」 先走りがシャツにシミをつくっているのも、ありありと見える。 絶景だ。 完全に体重をかけないのでまだ理性はあるのだろう。 早くそれが崩れれば良いのに。 その瞬間の蠱惑さは、言葉に出来ないほど興奮する。 「……きも、…ち…、……す、き」 早く。 「まさ…っ、…」 早く。 「…ンっ、きもち……」 足首を掴み、踏ん張る脚を崩してみた。 「ま…っ、…さ…むねさ…ッ」 バランスを崩した三条はペタッと下腹部にケツを付いた。 グリッと奥を抉ったのか、薄い腹をヘコヘコさせながら浅い呼吸を繰り返している。 結腸を刺激され吐いていたのは、いつの日だったか。 ソコへの刺激に慣れた身体はドライをキめていた。

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