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第487話

「…ぅ、……ンっ、」 気持ち良い。 長岡の大きなモノが前立腺を擦って、抜け出そうになったところで腰を下ろすのをやめられない。 縁が捲り上がりそうな感覚にゾクゾクもとまらない。 それが良い。 これが好き。 気持ち良い。 こんなはしたない姿を見せるなんて恥ずかしくてたまらないのに、恥ずかしいのが気持ち良い。 長岡にしか見せることが出来ないからだろうか。 気持ち良い。 溶けそうだ。 「遥登…、」 「こ、れ…っ、すき、ですか」 腹の下に力を込めると長岡の表情筋が動いた。 「はる…っ」 「…ん゛っ、」 気持ち良いんだと知れば、三条はそれを繰り返す。 下腹部に力を入れケツを振る。 トンッ、トンッ、とリズムこそゆっくりだが三条にしては激しい動きだ。 「…っ、は……、…はぁ…っ」 今にも泣きそうな顔なのは大きすぎる快感のせい。 それでも、腰の動きを止めないのは長岡の歪んだ顔が嬉しいから。 「どこで、そんなの覚えてくんだ…。 俺以外は許さねぇぞ」 服の上から腰を撫でられたと思った瞬間だった。 「まさ、…っむ、っ!!」 「あ? なんて?」 「おれっ、が…っ、ア、…あ゛っ、…」 グリッと結腸に嵌まったソレにとうとう涙が零れた。

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