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第488話

背中を丸め、過ぎる快感に頭が馬鹿になりそうなになるのを耐える。 なのに、長岡はそんな様子にクツクツと笑うばかり。 三条は耐えるのに必死でそれどころではない。 「ドライ、気持ちいか?」 「……う…ん、」 なんとか紡げる言葉。 だけど、正直それどころではない。 「…ま、……て………、うっごか…」 思わず腹を掴む手に触れてしまう。 だけど、そんなの長岡には関係ない。 ググッと腰を押し付けられる。 ポタポタとシャツに涙を落としながら縋る様を見て、長岡がどう思うかなんて考えられない。 腰からビリビリした衝撃が広がり続け、引いてくれない。 「…ぅ゛…っ、…は、…ハァ…ッ」 「その顔、やべぇ…」 「ぃ゛…っ…ぐ、……」 長岡の手を必死に掴み、汚い顔も隠せない。 こんなグチャグチャな顔を見られているなんて。 だけど、こんな顔を見せられるのも長岡だけ。 インターバルのない快感に陰茎からは壊れたように先走りが垂れている。 長岡をイかせるつもりだったのに、すっかり返り討ちだ。 「気持ちいなぁ?」 「…っは、…ァっ、…、い」 「最高だ」

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