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第536話
三条を見ているだけでもヌけるのに、その本人が腹を見せてくれている。
ここは甘えてそれをおかずに陰茎を扱かせてもらう。
うっすい腹だ。
どこに内臓が入っているのか不安になる。
だけど、飯を食えばぽっこりと膨れその位置が分かる。
そこを、ケツから附き入れた自身のモノがで突き上げる気持ち良さ。
性的快感もそうだが、征服感もすごく、止まらない。
そんな事を想像しながら先走りを手に絡め、その滑りで手を動かす。
手の動きは勿論だが、やっぱり恋人の愛らしさには敵わない。
それはそうだ。
なにせ、恋人の弟達に負けず劣らず溺愛しているんだから。
『正宗さん、気持ちい、ですか…?』
「ん。
すげぇ、きもちい」
『俺と…するより?』
「そりゃ、遥登とのセックスの方が、良いよ。
まったく違う…」
いくら自身の手に力を入れる加減が出来ても、三条のアナルの気持ち良さには敵わないように、オナニーとセックスはまったくの別物だ。
だけど、恋人が目の前にいてくれるとその快感は少し変わる。
いや、これは恋人の性癖が移ったものなのか?
相手に見せ付けてするオナニーは、中々に興奮する。
長く一緒にいると似るというのは強ち嘘ではなさそうだ。
「…ん、……イきそうだな…」
『出してください』
「その言い方…」
『ほんとは、腹に欲しい…です…』
三条とのセックスを頭が思い出してしまう。
本当に、三条の色っぽさは増すばかりでこれからが不安だ。
「……今度、ブチ犯すからな」
『……』
「……、イ、く」
急いでティッシュを引き抜き、そこに吐き出した。
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