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第643話
ボトムスの上から細い脚を撫でる。
感覚は布越しに棒を撫でているようなものだが、子供体温が伝わってくるのが良い。
「…っ!」
「悪り」
「い、え…」
慌てて口を抑えるのが可愛くて、つい際どいところまで手が伸びた。
スリ…スリ…、と下着のラインを指先でなぞっていくと今度は眉間がきゅっと寄る。
感じはじめた時の顔だ。
可愛くてしかたがない顔。
下着のラインをなぞっていた指を股間へと滑らせた。
すると、その手を抑えようと三条の手が動いたが、すぐに止まる。
おおよそ、誕生日だから頑張ってくれているのだろう。
三条の考えそうなことだ。
「良いのかよ」
「……食って、ください…」
「かわい。
じゃ、遠慮なく」
ベルトのバックルを外し、チャックを下ろす。
そして腰からずり下ろして、既に軽く勃ち上がっている陰茎を下着の上から撫でた。
若さもあって膨張率も良いソレは、撫でられるだけでも嬉しそうに大きくなっていく。
三条は素直なところが可愛らしいが、それは身体も含めてだ。
表情も、目も、身体も素直。
だからこそ、めためたに甘やかすんだ。
「しゃぶっても良いか」
「あ、俺が…」
「遥登の舐めてぇんだよ。
あ、69すっか?」
「……し、ます」
誕生日だからか、三条が大胆だ。
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