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第646話
ペロペロと舐める三条に対し、加虐心が芽を出す。
恋人がいじらしく可愛らしいほど悪戯がしたい。
最近の小学生の方が大人だと言われても、したいものはしたい。
クルクルとかわる表情も見たく、恥ずかしがる顔はまた一興。
「あ゛…っ」
ぢゅ…っと先に吸い付き、おまけに玉を揉んでやると、随分と低くなった声が更に低くなった。
無抵抗──というより、意識していなかった場所への愛撫に驚いたのだろう。
すぐに片手を伸ばしてきて玉を揉むのを阻止しようとするのだが、如何せん三条が上になっているのでバランスが難しそうだ。
自身に乗り上げないように、だけど重心は低く。
こういう無駄な抵抗も燃える。
意味がないことを一所懸命にしているのはたまらない。
「ずる…いっ」
「狡くねぇよ。
気持ちいだろ」
「圧したらっ、ぁ…、あ…っ」
玉から会陰をなぞったり、圧したりもしたら、もうこっちのもの。
三条の身体のイイトコロは本人よりも理解しているんだ。
小さな抵抗は、寧ろスパイス。
ぐーっ、とイイトコロを圧し込みナカを刺激する。
足が跳ね顔の脇でベッドを叩いた。
それでもやめずに、フェラチオを続ける。
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