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第750話

「あー、さいっこう。 そんなえっろい顔して」 えろい顔はどっちだ。 普段からは想像出来ないほど、そんな雄くさい顔をして。 なんて、言葉にはならない。 「もっと焦らしたら、泣くか?」 「……っ」 長岡ならやりかねない。 このままアナルに指を入れたまま、待てを与えるなんて想像に容易い。 ブンブンッと頭を振る。 「やだ? なんで?」 「……きもち、のがいい…です…」 「気持ちいのが良いんだ?」 「…はい」 本当に恥ずかしい。 顔がアツいし、視界に入る脚まで赤い気がする。 すぐに赤くなる肌はコンプレックスでもあるが、長岡は好きだと言ってくれるので以前ほど気にすることもなくなった。 なれるなら、もっと感情のバレにくい体質が良いとは思うが。 長岡の手が伸びてくると、指の背で頬を撫でた。 アナルを弄る指はとても意地悪なのに、その指はとても優しい。 どっちも長岡だ。 どっちの長岡も好きだ。 「入るから、口噛むなよ」 「はい、」 後孔をなぞっていた陰茎がしっかりと宛がわれると自分へとかかる体重が増えた。

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