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第755話
ドライをキめ、腹をヘコヘコさせているのを見下ろしているだけでも身体は高まる。
被虐的だ。
もっと自分の欲を押し付けたい。
必死に酸素を取り込もうとしているにも関わらず、腰を突き入れる。
「ぁ゛…ッ」
「もう少し付き合え」
脚を肩に引っ掛け、大きく開かせる。
絶頂を迎えたばかりでされるがままだ。
というより、上手く身体が動かないの方が近いだろう。
それを良いことに大開脚だ。
「まっ、ま゛…っ、アッ、」
グリグリと結腸を刺激し、喘がせる。
視覚からも聴覚からも三条を得たい。
少しも取り零したくない。
三条ならば全部欲しい。
腰が快感を逃がそうとする。
その腰をガッチリと掴み固定した。
逃げようと思えば逃げられる。
だけど、逃げないのなら食うだけだ。
「ぅ…っ、… ぁ、……ァ…」
自分の快感を三条に押し付ける。
すっかりサイズを覚えたアナルは行為の回数が減ったことで、締まりがキツくなってしまった。
痛くはないだろうか。
体制はキツくないか。
聞かなければいけないことは沢山あるのに、どれも口から出ていかない。
かわりに、ゴムの中で先走りを出している。
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