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第857話

狭い個室で恋人と2人きり。 思わず顔を見上げると、男の目で見られていてドキっとした。 不意に視線を逸らすと、ずれたボトムスから下着が見えていて更に視線を彷徨わせる。 「て、つだい…ます」 「へぇ? そんな顔して、出来んのか?」 「…出来ます」 長岡を便器に座らせると、その前にしゃがみこむ。 そして、下着に触れるとその一部が濡れていることに気が付いた。 先走りだ。 勃起した先から滲み出ているソレが下着を濡らしている。 「…ずらします」 視線を感じながらもウエストゴムをずり下げ、大きなモノを露出させる。 自慰の途中であったであろうソレはビキビキに勃ち上がり、我慢汁を滲ませている。 「舐めても、良いですか…?」 「だぁめ。 まだ面接残ってんだろ」 「そうですけど…」 「終わったらしてもらうから、今は駄目」 「…絶対?」 「絶対」 「約束…?」 「約束」 なら、まぁ…良いか。 露出したソレをそっと握った。

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