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第860話

にちゃ、にちゃ、と尿道に残った物も搾り出していく。 敏感になってるソコへの更なる刺激。 長岡は、はぁー、っと息をゆっくりと吐き出している。 学校では絶対に聴くことの出来ない声。 少しだけムラッとするのは秘密だ。 「はぁ…、気持ちかった…。 遥登、手ぇ拭け」 「ありがとうございます」 トイレットペーパーを破き、それを手渡してくれる恋人。 こういう小さいことでも恋人の優しさに触れると改めて好きだと思う。 そして、大切にされていると感じる。 それが、嬉しい。 「遥登、上手くなったよな。 手の動きがえっろい」 「…褒めてます?」 「褒めてる、褒めてる」 「…ありがとうございます」 褒められて良いことなのかは置いておいて、長岡に褒められたことに関しては嬉しいのでお礼を言っても良いだろう。 自分の手を拭い、長岡のソレも拭う。 半萎えになっても大きいソレ。 あまり刺激しないように拭き、汚れたティッシュは長岡の手にとられ、そして便器の中への投げ捨てられた。

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