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第902話
「ローターが気持ちい?
それとも、ココ叩かれんのが気持ちい?」
分からない。
どっちが気持ち良いのか感じる余裕がない。
首を振って分からないことを伝えると、大きさに馴染み緩く口を開けるアナルからローターを引き抜かれた。
突然の刺激にシーツを足が掻く。
「…っ!!」
「これで分かるだろ。
ほら、続き」
目の前に腸液とローションに塗れたローターを投げられた。
視界に入るのが恥ずかしい。
だが、すぐに気にならなくなった。
再度トンットンッと叩かれ、ヂリヂリと頭の中が焼けていく。
「ぅ……、ぅ…っ、」
足の指をグーっと丸めても堪えられない。
「ぁ……」
「メスイキ上手だな」
「……っ、……」
仙骨を叩かれメスイキをしてしまった。
身体が敏感になっているからだ。
流石にエロ本じゃないんだから……と思いたいが、確かに頭の中がふわふわする。
「ごめ…っ、なさ…」
「なにに謝ってんだよ。
ほら、好きなだけイけ」
こんな短時間に何度もイくのは恥ずかしい。
しかも、射精なしに。
それどころか、こんなイき方だ。
シーツに埋めて、腰だけを高く上げてイく様はどんなにはしたないか。
想像だけで長岡がどんなに楽しいか想像に容易くない。
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