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第946話
手洗いうがいを済ませ、部屋に戻るとすぐに通話を繋げたままの画面を覗き込む。
突っ伏したまま動かない辺り寝てそうだ。
「ただいま帰りました」
寝てる
4時だもんな
お茶をベッド横に奥と着替えを済ませる。
ベッドの上のメモをポイっとゴミ箱に捨てると横になる。
眠いかと言われたら微妙なところだが、ベッドでゴロゴロしていれば眠れるかも知れない。
眠れなくても、今日は学校へ行く予定もないので構わない。
もしかしたら、挨拶に訪れた学校で脳が活発になっていて眠れないのかもしれない。
久し振りに会った長岡先生の破壊力ときたら。
いつ見ても恩師は福眼だ。
恋人は別枠だ。
この格好で寝て大丈夫かな
腕痺れそうだけど
腕枕を考えたら寝返りを打てる分大丈夫なのか…?
暫くジッと見詰め、その姿を目に焼き付ける。
それからスマホを弄り、眠気がくるのを待つ。
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