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原くんは、待ちきれなかったようにガチャガチャとベルトを外し、ズボンを下ろした。
ベッドの上でしゃがみ、ワイシャツを胸の上までたくし上げながら、自慰を始める。
「あっ、みんな、見ないで。ちんちんきもちくなっちゃぅ。あンッ、あんっ。恥ずかしい。こんな、教卓の上にしゃがんで……っ、見えちゃう」
目をつぶり、泣きながら擦る。
「見ないで。あんっ、勃起ちんちん、恥ずかしぃ。はぁっ。せーし、出ちゃう。やだぁっ」
びくびくと、体が揺れだす。
僕は思わず声をかけた。
「上手にできてますよ?」
「ああんっ、せんせぇ。許して」
「ダメですよ。もっとみんなに見てもらわないと。ほら、可愛い亀頭、皮をめくって見せてあげてください」
「はぁっ、アッ、イッちゃぅ」
「いま何人くらいの生徒が見てるの?」
「クラス全員が教卓の周りにいます」
「原くんはみんなにオナニー見せてるんだ」
「あっ、あ、イッ、でっ、ちゃぅう……ッ」
原くんは目を閉じたまま、想像上の教室の中で、自慰に耽っている。
僕はその様子を撮影しながら、言葉責めを続けた。
「ほら、原くん。上手にできてるから、カウパーがだらだら出てきましたよ。これ、クラスメイトが舐めてしまうかもしれませんね」
「やだぁっ。石田先生じゃないと、やだぁ」
「でも、残念ながら、担任の佐藤先生が舐めようとしています」
「んんんっ」
ぶんぶんと首を横に振りながらも、手つきは激しくなっていく。
「ほら、チロッ、チロッて。もうすぐ原くんのおちんちんの先っぽに、佐藤先生のベロがついちゃう」
「あっ、アッ、やだぁっ。石田せんせぇ、たすけて。してぇっ、チロチロ、して……っ」
原くんの目が開いた。
瞳を潤ませて、僕に哀願する。
「石田先生、ちんちん、ちゅうってしてください」
「きょうでやめる?」
「やめないっ、やめないからぁっ」
僕はカメラを切り、ベッドの前に跪いて、ぢゅるぢゅると音を立てながら、未熟なペニスを激しく吸った。
「ああぁぁあああッ……!! あンッ、出る……ッ!! ああああああッ!!!」
ビュクビュクと、口の中に欲液が放たれる。
僕はたまらず、バキュームのように飲み干す。
「んぁあああッ!! いやぁっ! イッてる! イッちゃってるからぁっ!」
「ぢゅる……っ、んむ」
「んぁああっ、イク、またイク、……ッ、ぁああーーーーーー!!!」
喉の奥を激しく突き上げながら、大量に吐精した。
「はぁっ、はあ……っ、はあ」
「……大丈夫ですか?」
「せんせぇ。ごめんなさぃ。やっぱり、やめれない。先生にエッチなことしてもらうの、気持ちいいから」
「そうですね。またあしたも来てください」
原くんは、恥ずかしそうにズボンを直しながら言った。
「きょうの命令、なんですか?」
「ええと……それじゃあ。用務員倉庫の前はどうですか?」
「ええっ!? 学校内!?」
「誰も来ませんよ」
原くんの表情が、うずっと、性欲に飲まれていく。
「あしたの朝、見てくださいね」
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