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 ――いま、高校生のお姉ちゃんの部屋にいます。お姉ちゃんは、きょうは泊まりで居ません。お父さんとお母さんも、旅行に行っています  まるで、心霊番組のようだ。  映像の中の原くんは、僕の指定通り、裸にスクールソックスだけの状態で、姉の部屋に居る。  ――石田先生の命令通りに、お姉ちゃんのタンスを見ます 「すごいねえ。興奮した?」 「このときはしてないです。緊張して。あとでバレたらどうしようって」  そう言う原くんは、保健室のベッドの上にいる。  映像と同じく、裸にスクールソックスのみだ。  ――たぶん、これが一番派手な下着です  映像の中の原くんは、そっと、赤いブラジャーとパンティをつまみ上げた。  そして、そそくさと身につける。  パンティを履くと、小ぶりとはいえ、股間がしっかり盛り上がっている。  ――ブラジャーの付け方がよくわかんない……。えっと、こうかな  四苦八苦しながらつけると、なかなか似合っていた。 「はい、じゃあ、同じものを買ってきましたので、穿いてみてください」 「……ふくざつです」  原くんは僕の手から赤い下着を受け取ると、同じように苦戦しながら身につけた。 「すごく可愛いですよ」 「男なのに……」  ――下着が汚れたら困るので、えっと、は、はじめてコンドームをつけます  僕があらかじめ渡しておいたものを、これまた大苦戦しながらはめている。 「ん……せんせぃ、触りたくなってきました」 「いいですよ。コンドームはありませんし、思い切り下着を汚して射精してください」 「はあっ、ぁっ」  ――ぅう、……おねえちゃん、ごめんなさい、きもちぃ、ぁぅっ  膨らんだパンティの布越しに、ペニス全体を擦っている。  ブラジャーにも興奮しているのか、脇から手を突っ込んで、無い胸を揉みしだいている。 「ほら、原くん。同じようにしてみて?」 「ぁん……っ、んっ、おっぱぃもきもちぃです。先生、揉んでください」 「いい機会ですから、乳首も覚えましょうか」  ブラジャーを無理やりずらし、犯すように、胸を揉む。  小さな乳首の粒をコリコリと刺激すると、原くんは大きく息を吐いた。 「はあっ……ッ、あっ、あぁッ」 「すごいですね。おちんちんの擦り方も上手ですよ。パンティのレース越しだと気持ちいいですね」 「んっ、はあ、薄いのがこすれて、きもちぃっ、んっ……、」  ――ああっ、おねえちゃん、ごめんなさいっ。きもちぃっ  映像の中の原くんは、僕の命令の二つ目を実行していた。  姉の枕に擦り付けて、オナニーすること。  ――はあっ、はあ、おねえちゃん、ごめんなさいっ、あっ、アッ、出そっ、ぅ 「興奮した? このとき」 「やめたかったけど、先生が後ろから見てるって思ったら、気持ちよくなっちゃって止められませんでした」  ――んっ、はあっ、やだっ、お姉ちゃんのまくら、きもちくて、エッチだぁ  僕は開発するように、じわじわと乳首をこねる。  乳輪をつまんでねじったり、乳頭の先をカリカリと爪で引っ掻いたり。 「あぁっ、おっぱいきもちぃです……っ」 「女の子になっちゃうね。そしたら、おちんちんのオナニーも必要なくなっちゃうかな?」 「ああっ、ゃ……っ、や」  ――あっ、もっ、だめぇっ! おねえぢゃぁっ、イッぢゃぅ! や、ぁ、いぐぅッ 「ねえ、原くん。どうしてお姉さんのことばかり呼んでるの?」 「ら、らってぇ、お姉ちゃんの枕でオナニーしてて、悪いことしてるからぁ……っ」  ――お姉ちゃんっ、きもちぃッ、あぁっ、アッ、おね、ぢゃ……ぁっ、きもちぃよぉっ、あンッ  パンティが千切れる勢いでずらし、腰を振って、姉の枕に激しく擦り付ける。  ――えぅうっ、お姉ちゃんッ、ぎもぢっ、あぁっ、イクイクイクッ……! おねぇぢゃぁっ、 「原くん、これは……」  お仕置き、と言おうとした、そのとき。  ――せんせぇっ! あぁああああああああーーーーッ!!!  股間を枕に押し付け、絶叫しながらのけ反り、激しく腰を振っている。  ――せんせぇっ! 先生っ! ああああああッ!! 「なんでこんなに叫んでたの?」 「お、女の子みたいな格好してるから、き……気に入ってくれて、セックスしてくれるとこ、想像して……っ」  ――先生っ! エッチしたぃっ! あぁッ!! またイクッ!! ああああーーーーーッ!!!  目の前の原くんは、真っ赤な顔で僕のことを見上げながら、ペニスを扱き上げている。  パンティからのぞいた未熟なペニスが、極限まで怒張し、ほのかに血管が浮いている。  ――あああッ! 先生っ、せんせぇっ、おちんちん挿れて!! セックスしてッ! あああぁぁあンッ!! 「原くん?」 「ふぁ……っ、はずかし、きかなぃでぇっ」  ――石田せんせぇ……っ、えぐ、えぐっ、……自分でするの、もぅやだよぅ 「ぁ、あ……ッ、イッちゃぃそ、ぁぅ」  ――先生のちんちん、ほしぃ、 「アッ、も、だめ、イク、」 「原くん」 「あ、あ……ぁ、あぁー…………、い、いく……っ」  原くんは背を反らし、静かに射精した。  ドクドクとこぼれる精液で赤いパンティが濡れて、変色してゆく。  僕は指ですくうようにそれを受け止めながら、愛撫した。

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