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映像の中の原くんは、目に涙を溜め、ふるふると首を横に振りながら、小声を漏らした。
――せんせぇ、苦しぃ。……ふ、ぁ、くるしぃ、きもちぃ……っ
自分のベッドの上で、裸で四つん這いになり、僕が与えた道具を挿入している。
ややファンシーな宇宙柄のカーテンと、あどけない少年の淫らな表情が、まるで合っていない。
「はあっ、……っ、先生、ちんちん触りたぃ、んぅ」
目の前の原くんは、開け放ったトイレの個室で、動画と同じ道具を使って練習している。
1時間以上こんなことをしているから、下校時刻はとっくに過ぎている。
「ダメですよ。お尻で気持ちよくならないといけないんですから」
「あー……あー、」
「もう少し入りますよ。ほら」
僕が手を添えアシストすると、おもちゃは深くに飲み込まれていった。
「あぁ、あっ。ん、きもちぃい……っ」
「ここですよ、覚えてね」
「……先生がしてくれないと、きもちよくなぃ」
どこでそんな言葉を覚えてきたのかと、思わず問いたくなる。
が、原くんの目は澄んでいて、本当にそう思っていることが分かった。
「ずーっと奥ばかりしていても意味ないですよ。抜き挿ししないと。はい、手伝ってあげます」
壁に両手をつくよう指示し、脚を開かせる。
ぐぷっ、ぬぷっと、いやらしい音をたてながら、おもちゃを出し挿れする。
「はあっ、きもち……っ、んっ」
「上手上手」
「あ、あ……っ、アッ、なんか、くるっ……、」
「気持ちいい?」
「あ、ゃだ、こわい……っ、や、ゃ……ッ」
スピードをつけて中を突く。
僕が挿入したときのピストン運動の速さと深さを考えて、なるべく忠実に。
「あっ、……ぁ、先生ッ、ゃ、あッ、いく、イッきたい、」
「激しくしますよ」
僕の先端がたどりつくであろう奥を、激しく突く。
「あ。やだ、やだぁっ! いく、イッ、ぁああッ! ………………ッ、ああぁぁあああ……っ!」
何も触れていないペニスから、濃い液体がどぷっどぷっとこぼれた。
「アッ! あぁっ! あンッ!!」
「ほら、すごい」
「……ふぁっ、とま、なぁ……ッ! ああんっ!! ぁあぁあああッ!」
なにせ、1週間射精できていなかったのだ。
一度堰を切ったものが、簡単に止まるはずがない。
びゅくびゅくと吐き出しながら、原くんは意識を飛ばしかけている。
「やらぁ! へんへ、とめてぇ……っ! あぁああッ!」
「すごい、偉いですよ。たくさんイッて。もっとイけます」
「ひ、ぃっ!! ひぁああああぁぁあああッ!!」
ガクガクと膝が揺れている。
射精は止まらない。
僕が突けば突くほど、精液がこぼれてくる感じ。
「ぁンッ! も、ぉっ、……ぁあッ! せんせぇ、ちんちん欲しぃっ」
「きょうはダメですよ。やっとイケたところなんですから。まだ練習しないと」
「あぁあああーー……、あー……、せんせ、ぇ、」
「おっと」
気を失った原くんの細い体を受け止める。
小さなお尻の穴は、欲深くおもちゃを飲み込んだままで、太ももは精液とローションでぐちょぐちょになっている。
つい出来心でシュコシュコとペニスを擦ると、あっけなく潮を噴いた。
興奮で、脳の神経が焼き切れそう。
原くんを便座に座らせ、張り詰めた僕のペニスを、柔らかな頬にぐりぐりと擦り付ける。
「ん…………」
まつげが微かに震えるが、目は覚まさない。
「……、原くん、…………原くん、もうすぐだよ」
ぐちょぐちょの少年をカメラで撮影しながら、自慰にふける。
半開きの小さな唇に亀頭を押し付け、強く擦る。
「原くん」
お尻のおもちゃを抜くと同時に……彼の顔は外して、床に射精した。
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